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Channel: 釣って、笑って、呑んで…
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五目釣りからの‥‥鮨処 仮面 開店 @ 金沢漁港 蒲谷丸

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何かに没頭することが好きで、できればその何かにずっと没頭していたい。どっぷりとハマっていたいタイプである、オレは。
たとえば、お酒は好きなんだけど、釣りをしている最中にお酒を口にすることは絶対にない。釣りをする時は釣りに没頭し、お酒を嗜む時にはその時間に没頭したいのだ。
ほろ酔いで釣りをしてしまうと、釣りに没頭できないから。
まあ、ほろ酔いではなく、船酔いはいまだにまだあるけど。

そんな性格のせいか、何かに長けている才能を持つ人が、その何かに没頭している姿を見ると、その人をとても尊く思う。好きなことや究めたことに没頭できる人、している人が、オレは大好き。長けた才能の持ち主ってのは、どんなジャンルであれ、素敵なもの、カッコいいものである。

釣らせ上手の船長というのもまた、それは才能なのだろう。
釣れる釣れないはさておき、操船がすこぶる上手い船長に出会ったとして、その上手い船長の船に乗ると、乗る度にオレは萌え〜となる。
今回遊びに行ってきた蒲谷丸の蒲谷船長の船の回し方もオレはすごく好きで、ライオンチックなロン毛の金髪、いつものイヤらしいサングラス、気合い入ってる風のネジリハチマキ、オレに意地悪すること、これらを引き算しても、蒲谷船長の船の回し方は相性がいいし、好きである。
まあ、こうして、公に少し褒めてやれば、オレへの意地悪も軽くなろう。

さて、その蒲谷丸の深場ウイリー五目へ遊びに行ってきた。コマセしゃくりの釣りは、オレが好きな釣りの一つ。

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水深100メートル近くまでを狙うので、電動リールは必携。ビシはFL60号。

この日のタックルは、


◆リール: ダイワ シーボーグ 200J

仕掛けは、一般的なイサキ仕掛けやハナダイ五目の仕掛け。付け餌は船宿用意のオキアミの他に、この時期はイサキも狙うのでイカタンも用意した。もちろん、看板通りのウイリーもオッケーである。

蒲谷丸の釣りは、この竿一本でこなそうと思えば周年こなせてしまう。
ライトアジと夏タチ、近場ウイリー五目には若干張りが強すぎる感もあるが、使えなくはない(こちらには、Mがベストマッチ)。深場のタチウオ、今回出かけた深場ウイリー五目には、MHがベストマッチである。
やや難があっても、一本の竿でなんでもあれこれこなしたいって人には  A.T.LAB MASTER EDGE LIGHT ACTION 170MH がおすすめできる逸品。たぶん、オレが1年を通して1番使っている竿でもある。

それはさておき、1時間ばかり走ってポイント到着。まずはイサキ狙いってんで、

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お決まりのこちらさんから 笑

続いて、、、

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締めた後の写真で生命感が無く申し訳ない写真になってしまったが、イサキゲット♪

ところが、潮かっ飛びにてイサキポイントとは、とっととさよなら。アジ場へ移動して再開となる。まあ、今日は、各お魚さんが1匹でも釣れてさえくれれば、オッケー。ひとまず、ウマズラとイサキ、ゲットである。
今日は、わけあって、同じ魚を数釣るのではなく、なるべくいろんな魚を釣りたいのだ。

アジ場に移動後も潮がイマイチなようで、アジの食いは今ひとつ。アタリがあっても、針掛かりしないことばかり。バラして、そして、バラしていたら、
「お客さーん、針付いてますか?」と、船長。
もちろん、シカトである 笑
針、付いてるし❗️ 笑
チクショーめぇ❗️

‥‥‥こんな経験は、これまでたっぷりしている。そう、潮が悪いのだ。
こんな日は、果報は寝て待てと、懸命に誘わず、タナ決めして、ややじっくりと置き竿で待った方がいいこともある。
そんなことを思いながら、何とか中アジを4匹ゲット。その後、底からの五目狙いで

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大アジゲット。よしよし、さっきの中アジとコイツが1匹いれば、もうアジも十分である。今日は、もう、アジはいらない。

小さくてもいいからなんか来い!と懸命に釣り続けていると、

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レンコダイ。その後、メッチャ小さなアマダイ。
まあ、いい、今日はそのサイズでも、釣れてくれればオッケーである。

その後も、何にしても、どこへいっても、どうあがいても、潮が悪くて、お魚さんからの反応は今ひとつ。そのせいか、いつも以上にヒメからの反応だけはいい。

掛かったヒメを放置していたつもりはないのだが、

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メッチャでっかいカガミダイをゲット。恐らく、掛かったヒメに食ってきたはずだ。
ここ三回の蒲谷丸釣行では、超ビッグマトウダイ、ノーマルマトウダイ、このビッグカガミダイと、平べったい系を100パーセントの確率でゲットしている。
身が硬く、旨味が今ひとつ少ない魚だが、ひとまず釣れてくれて、ありがたやありがたやである。1ネタ追加。

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凪よくも、潮は悪い。いわゆる、凪倒れってヤツデスが、終わってみれば、クーラーボックスには、十分な食材が揃っていてニンマリ。

さっきから1匹いればとか、小さくても釣れてくれればとか、コイツ何言ってんだ?
って、思いました?

実は今宵、五目釣りでいろんな魚を釣って、それを寿司にして呑もうって、目論んでいたんデスねっ。
ゆえに、いろんな寿司ネタ確保のための蒲谷丸深場ライトウイリー五目だったんデス。

かくして、鮨処仮面、仕入れはオッケーである。

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この怖そうなオジさんたちが、駐車場整理しているけど、安心して下さい!カタギの方々デスから 笑

蒲谷船長、今回も楽しい釣りをありがとうございました。でも、次は、もっと釣らせてねっ。針付いてるからね、オレの仕掛け。

ちなみに、この翌日、キントキをバリバリっと釣らせたみたい。
ちょっと、ちょっとちょっと!(ザ、タッチ風)

さて、チャリンコでサクッと帰って、道具と一緒に風呂に入って、缶ビールプシュッとやって、プファと天井を見上げてからキッチンへ。
鮨処仮面、仕込みスタートである。

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案の定、カガミダイの腹からヒメが登場。
まだ消化されてないけど、ごめんね、さすがに胃液まみれなので処分しマシタよ。

こうして、釣れた魚を全部さばき、こないだ大洗で釣って冷凍しといたヤリイカを解凍して、鮨処仮面、開店デス。

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もちろん、あら汁付き。
左上から、イサキの炙り、カガミダイ、中サバの炙り、大アジ、ヤリイカエンペラ、ヤリイカゲソ、中アジ、カガミダイの漬け、ウマズラハギ、仔アマダイ、レンコダイ、ヤリイカ、、、デス

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イサキの炙りは、ミョウガと小ねぎとショウガを添えて

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中アジは、小ねぎとショウガ

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漬けカガミダイとウマズラハギには、カガミダイの肝添えで。カガミダイは漬けにした方が旨味が引き立って旨いね。

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お世辞にも大きくないマサバは、炙りに。
サバの炙り、めちゃウマデス。

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超ウルトラミニマムなアマダイは、軽く塩をしてから湯引きの握りに。こんなに小さなアマダイでも一丁前の甘さ&旨味。アマダイはアマダイだなって。旨い、マイクロアマダイっ❗️

キッチンにて缶ビールと缶チューハイの空き缶を転がしつつ、魚の切れ端でチョチョイと作った肴をつまみながら呑んで&魚を捌いていたら、寿司を食らう前に、お腹がいっぱいになってしまった。
盛り付けた寿司を半分くらいしか食えなかった、45歳の春。胃袋をもう少し大きくしたい今日この頃である。

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