久々に新幹線で旅に出ました。
福山から在来線で尾道へ向かい、尾道から四国の今治へレンタサイクルでしまなみ海道を渡ります。
数日前に天気予報を確認し、思い立ってというか、意を決してというか、新幹線、宿、帰りの飛行機を一気に手配。こんな風に、急に行く旅が好きで、現地の人に、いい店、いい場所を尋ねながら旅をするのが、オレの思いつき旅のスタンス。今回も、ガイドブックなどは見ても買ってもいません。
尾道からのレンタサイクルは、すでに予約は一杯。まあ、向島まで歩くか、今宵の宿の因島まで行けば、どっかしらの自転車ステーションにてまず借りられないことはなかろうから、なんとかなるっしょ、と気軽に向かってマス。
新横浜駅で駅弁と缶ビールを買い、新幹線で朝ごはん。いつものことだけど、どーしよっかなぁと悩んで、結局、いつも、崎陽軒のシウマイ弁当に。一番搾りとタケノコ煮が、今日もベストマッチでした。
さて、皆さん、隔週刊つり情報4月1日号のツリ☆たべ、ご覧いただけましたでしょうか?
普段あまり狙うことのできないメヌケをたっぷり釣ってきマシタ。
今日は、誌面で紹介したメヌケ料理の番外編。居酒屋仮面で美味しい肴に変身デス。
なにはともあれ、久々の新鮮なメヌケだってんで、お造りに。
余計な添え物は一切不要。お気に入りの小皿に、チョコンと盛り付けマス。
皮をひいた刺身と皮付き湯引きの刺身。甲乙つけがたいデスが、皮をひいた刺身の方がオレは好きデスね。
わさびと少し甘めの西の醤油でいただきました。上品でえもいわれぬ旨さデシタ。
メヌケの肝と胃袋は、しっかりと湯がき、ぽん酢でいただきました。
ボリュームがあり、独特の食感にて、ポン酒をチビチビとやりながら、まったりと晩酌。オニカサゴのソレほどインパクトは強くないものの、メヌケのモツもなかなかオツでした。
頭は簡単になし割りできまして、まずは煮付けでしょってんで、甘辛の煮付けに。
口周りのプルプル、ほっぺたのプリプリ、目玉のトロローン。えぇ、えぇ、しゃぶり尽くしてやりましたぜ。
ちょうど、先日釣ってきて冷凍しておいたヤリイカと一緒に、頭の半分とカマを白ワイン蒸しに。
美味くないわけがないんデスね、コレ。カニ食うときと一緒で、無言、無心、一心不乱にかぶりつき、もちろん、残った汁まで飲み干してやりマシタぜ。ニンニクをしっかりきかせて、味付けは塩コショウだけ。
ヒレの付け根のお肉がめちゃウマで、もしかしたら、メヌケの部位で、オレはソコが一番好きかもしれない。
ふと思い立って、撮影で残った味噌床にそのヒレの付け根を漬けましてね、コレをフライパンでバター焼きに。
かたわらにチューハイがあったんだけど、とっさに缶ビールをプシュっとやりマシタよ。脂ノリノリで、メッチャジューシー!
バターなんて使ったら、また太っちゃうよぉ〜……って、美味いんだから、仕方ないよね 笑